お菓子なみかん

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【グレかま】片岡愛之助のくるみ餅

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片岡愛之助さんのくるみ餅の回。

2020年6月1日、初回放送です。2021年4月26日に再放送。

1972年生まれ、6歳で初舞台、8歳で初主演。

歌舞伎役者さんです。

大阪の堺市に生まれ、襲名されて、19歳。お客さんから頂いたのが切欠で、堺に来る度に店で食べるそう。

堺市は貿易が盛ん。明治頃から和菓子が伝わり、東洋のベニスとも。

南蛮人がウロウロしていたそうです。東南アジアからの輸入品が多く。

茶の湯千利休もここで生まれ、侘茶を完成させました。

「くるみ餅」に至っては、くるみなのに何で緑なの?って思う方がいるかもしれません。ご存じですか?

とある老舗のお店の話になります。

大阪府堺市の和菓子店「かん袋(かんぶくろ)」というお店です。

緑色の餡を使ったくるみ餅を販売しています。

くるみを使用しておらず、餡で餅を『くるむ』から、くるみ餅という名前をしているんですって。

かん袋の『くるみ餅』の原型ができたのは室町時代後半。

5代目主人の和泉屋忠兵衛の頃で、当時、堺の町は明(当時の中国)との勘合貿易で栄える港町。

この頃から和泉屋では餡をかけたお餅を売り出し始め、「くるみ餅」の原型ができたらしいです。

ただし、当時はまだ砂糖が広まっていなかったので、当時の餡は現在の甘い餡とは違い塩味が効いたものだった、との事。

 

くるみじゃないのよ!今夜は byグレ

 

さてヘンゼルが今回に挑戦するのは、とろ~りなめらか! うぐいす色の餡。

小豆ではなく青えんどう豆、焙煎された青きなこ!

風味よし! なめらかな! くるみ餅です。

レシピは→こちらです。

ソースを抹茶味に。

コンデンスミルクを加えて出来上がりですね。

相性よし! ふかーい緑のアクセントです。

片岡さんはお店で、氷くるみ餅を食べるそうです。

 

堺の和菓子を幾つか、紹介されていました。

 

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・芥子

・肉桂

これらは、450年も前に生まれたそうです。

 

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茶碗をひっくり返したようなお菓子や、

古墳っぽいものがあります。仁徳天皇陵古墳がありますよね。

面白いですね~

 

味のインパクトがすごいと、ヘンゼル。

抹茶が贅沢で、幸せ。

梅を食べると家族を思い出してほっこりするんだとか。

お菓子って、素晴らしいです。