2023年8月5日(土)、京都駅で試食を配られていたので、頂いた。
うちの(マールブランシュ)とそっくりだな、という事で食べてみた。
「サクサクの生地でマスカルポーネチーズのチョコレートをはさんだ抹茶ティラミス仕立てのラングドシャ」
「1日2万枚売れている」
そんな事を言っていたり、サイトに書いていた。
1日2万枚ぃ?
と、疑いながら。
①サクサク
②マスカルポーネチーズ
③チョコを挟んだ
④抹茶ティラミス仕立て
それぞれ、考えてみる。
9枚入 ¥918(税込)
ちょっとは値上がっていますね。
①サクサク
生地は厚い。
ここを参考に引用以下、
ラングドシャとは、
小麦粉や卵白、砂糖、バターを混ぜて作る生地を薄くのばして焼いた、軽い食感のクッキーのことです。
日本で見られるラングドシャは正方形が多いですが、もともとは細長い形に焼いていました。
その形がまるで猫の舌のように見えるため、フランス語で「猫の舌」を意味する「ラングドシャ(langue de chat)」と名付けられたことが由来です。
ラングドシャと似たお菓子にクッキーがありますが、クッキーは卵白と卵黄を合わせた全卵を使うのに対して、ラングドシャでは卵白のみを使います。
卵白のみを生地に混ぜることで、ラングドシャ特有のサクッとした軽い食感が生まれます。
※ラングドシャと同じ「猫の舌」という意味を持つお菓子に、ドイツの「カッツェンツンゲン」があります。
ラングドシャはクッキーのようなお菓子ですが、カッツェンツンゲンはチョコレートです。
ラングドシャと同じ猫の舌のように、細長い棒のような形をしています。
引用ここまで。
生地が厚いため、サクサクというよりザクザクにも近いか?
これなら茶の菓の方が断然軽い。サクサク、が繊細ですね。
この薄さが誰にも真似し難いんでしょうな、茶の菓さん。
②マスカルポーネチーズ
よく使われるのかな?と思われる、抹茶にチーズ。
抹茶を使用したラングドシャ×マスカルポーネチーズを使用したチョコレート=京都×イタリア。
京都ヴェネトさんは、イタリア菓子を扱うみたいです。
京都ヴェネトのヴェネトは、イタリアヴェネト州の名前から付けられているそうで。
イタリアのヴェネト州の州都はヴェネツィア。こっちの方が聞いた事があるかもですね、との事。
HPに、
「日本 京都×イタリア ヴェネト州は共に古都であり、多くの芸術や学びのインスピレーションを産みだしてきた街。その長い歴史の中で「建築」「芸術」「文化」が根強く現存し、昔に学び新しきを創る古都とイタリアの異文化をリミックスすることで、新世界への扉が開くと京都ヴェネトは考えます。日本 京都×イタリア ヴェネト州の架け橋になる。京都ヴェネトは温故知新、異文化の架け橋のブランドです」
と記載が。
③チョコを挟んだ
口溶けの良い、とある。まあそうかも知れぬ。
特別、って事はないんだけど。
ほんのり抹茶かな~。
④抹茶ティラミス仕立て
ここで「ティラミスって何だっけ」ってなる。
ティラミスは、エスプレッソを染み込ませたスポンジかビスケットにマスカルポーネチーズのクリームで作る。
宇治抹茶を生地に使用したラングドシャにマスカルポーネチーズ入りのチョコレートが挟んであるのが、ティラミスを連想させることから抹茶ティラミス仕立てと呼んだって事らしい。
①のサクサクで書いたが、クッキーの感覚に近い、厚くて硬いからか。
茶の菓を知ってしまったら、硬いな~と思ってしまう事だろう。
きっと普通やな、とも思ってしまう。
そしてだいぶ縁回りが茶色い。
時間が経つと変色する抹茶だが。
抹茶の変色原因は以下の通り。
・好気性菌の繁殖 → カビが生える
・油脂の酸化 → 油やけや異臭が発生する
・香気成分や色素の変化 → 香りの減少・退色・変色
・抹茶の緑色の素となっている葉緑素の構造が非常に不安定なことに起因する。熱・光・酸の影響を受けることで、抹茶本来の鮮やかな緑色を失い、色褪せてしまう。
・クロロフィルは植物から抽出されると不安定な状態となり、特に光や酸化などの影響を受けると、クロロフィルの構造が変化して褐変を引き起こし、退色感が強くなる。
と、まあ、あんまりよくないイメージですよ。
見た目だけで食べても問題はないんでしょうけどねもちろん。
うちの茶の菓は茶色くありません。優秀ですね。
やはりどれをとっても、茶の菓が一番おいしいという事ですよ(自慢や)。
是非に茶の菓をどうぞ。