ロートレックのぺ・ド・ノンヌの回です。
2020年9月21日の初回放送。
ぺ・ド・ノンヌとは、修道女のおならです。
生地を油に落として偶然できたお菓子と言われています。
19世紀後半、モネと同じ頃のフランスの画家。
日本の浮世絵にも影響を受けたとされる。
アトリエにこもり絵を描く。芸術と酒を愛す。
夜の街、ナイトクラブ、キャバレーに行き夜のパリに生きた。
フランス南西部ヴェルドレー、マルメロ城がある。母アデルが住んでいた。
息子を応援、ここでぺ・ド・ノンヌ、フランスの伝統菓子を修道女から教わった。
教会に通っており、そこではちょっと変わったレシピだった。
レモン、ラム酒を入れていた。いつも持ち歩いていたステッキの中にお酒を入れていたぐらいロートレックはお酒大好きなので、大喜びだった。
軽やかな大人の味。
ラム酒が香る大人の味。
根気よく生地を切り分けながら表面積を増やして、まじりにくいので何回も分けて卵をつけます。
手軽でパクパク食べれますね。
ヘンゼルのおなら…？
グレ姉は在宅ワークでオンライン会議ですか。
絵の赤が印象的だと瀬戸君は言います。
フランス南部の街にあるボスク城、少年時代に過ごした場所。
8世紀から続く貴族の家柄で、祖母は狩りには3つの楽しみがあると。
「狩猟」「鉛筆」「フォーク」
子どもの頃に既に洗練された美食家で、ロートレック家の胃袋を持っていると食いしん坊でした。
まずは狩りをして獲物をデッサンし、そしてその料理を家族で盛大に味わう。
ペットはお気に入り、
事故で、立て続けて両足を骨折し、成長が152cmほどで止まってしまいます。
乗馬ができなくなり、絵を描いて、食べる事に…
ウサギを食べれない友人に偽ウサギのパテを、最後にぺ・ド・ノンヌを出し、
「料理人アンリ」と呼ばれ、料理の芸術家で、食事メニューとかも書きました。
スパイスやハーブにこだわっていた。
スパイス入り、まずはスパチュラ、
油をくっつけて、生地をつきにくくします(レシピのオキテ参照)。
差別を受けるキャバレーの踊り子や娼婦達を描き続け、
酒場に入り浸っては酒をのむ、体を壊し、両親に看取られて、36年と10ヶ月の生涯を閉じます。
画商のモーリス・ジョワイヤンは、ロートレック美術館を造り、彼はよくこう言っていたといいます。
「醜いものの中にも、美はある」
素朴な、幸せの味だったのですね。
修道院で生まれたお菓子を4つ、紹介されました。
・ルリジューズ
修道女という意味です。修道服を着ている様に見えますね。
・カヌレ
蜜蝋（みつろう）を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴。
そもそもカヌレとは、「溝のついた」という意味。
外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとして柔らかい食感を持つ。
ボルドーではワインの澱を取り除くため、鶏卵の卵白を使用していた。
そのため大量の卵黄が余り、その利用法として考え出されたものという。
→Wikipediaより。
・フィナンシェ
アーモンドの粉がたっぷり、お肉を食べないので重要な栄養資源だったのかも。
・パン・デビス
ハチミツとスパイスを入れたもの。ロウソクに使う蜜蝋をとる為によくハチを飼っていました。
コンビニにもフィナンシェとかって売っていますね。
昔、母が作ったドーナツ食べてたなぁ。懐かしい。
今やドーナツも体を気にして食べにくくなっちゃいましたけどね。
