2020年8月10日、初回放送。
石井桃子さんの思い出スイーツのお話。
児童文学作家。トム・ソーヤ、ピーターラビット、熊のプーさん等の翻訳家。
明治40年、6人兄姉の末っ子。埼玉県生まれで、英文学を学ぶ。
戦時中、友達の為に書いた初めての作品『ノンちゃん雲に乗る』が代表作で、
文部大臣賞をとる。
話は、8歳の少女ノンちゃんがお兄ちゃんとのケンカやお母さんとのやりとりをヒゲのおじいさんに語ったりする。母と兄、親戚の所へ行ってしまい、ノンちゃん木に登って落ちて、ヒゲのおじいさんの所へ…
石井さんは疫痢(えきり)にかかっており、東京から田舎に一家は移る。
疫痢で、みつ豆は外では食べてはいけないとされていた。
食べたくても食べてはいけなかった。
いり豆屋さんがいて売り歩いてはいたらしい。
大粒の赤えんどう。いりたてのお豆が美味しい。
つい食べてしまう、みつ豆。
50歳の時に、自宅の1階を改造して子ども図書館を作る。
『かつら文庫』という。毎週土曜日。今もある。
2階が石井さんの居間で、そこでおやつを食べていた。
石井さんが残したメッセージ、以下。
子どもたちよ 子ども時代をしっかりと たのしんでください
おとなになってから 老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です
昔の経験が、今の自分を支えてくれます。
響く言葉ですね。
他で、紹介されたスイーツは、以下。
・わたあめ ピンクやレインボーの。
・雲のケーキ 中は食べてのお楽しみ。
・雲のマカロン 鉄板の上で
番組で作られたのは『ノンちゃん雲に乗る』から着想された。
雲のイメージを寒天で。
梅酒を使って夏向けの爽やかな風味に。
甘くしっとりとした赤えんどうと合わせて、
雲にものぼるような味わいに。
レシピこちらから
雲のスイーツたち、みんなとっても可愛いです。