2020年10月19日初回放送。
ガリレオ・ガリレイのスキアッチャータ
旬のぶどうをたっぷり使った秋ならではのパン。
もっちりとした生地に、ぶどうの甘さと酸味が絶妙です!
秋を感じながら召し上がれ!
科学者、近代科学の父と言われたガリレオ・ガリレイ(1564-1642)。
「それでも地球はまわっている」ですね。
天動説から地動説へと、提唱し続けた事で有名です。
さてその御方が愛していたお菓子パン、スキアッチャータ。
スキアッチャータとは、「押しつぶした」というイタリア語から。
平たいパン、フォカッチャの一種。
トスカーナ、アルチェトリの丘。判決を受けて幽閉されてたとか?
小さなブドウ畑があり、ブドウ栽培、ワインも作っていたとかで。
毎晩、ワインとこれで飲み食べていたとか…
トスカーナ州はブドウ畑に囲まれていてワインの名産地で、9~10月頃はブドウの収穫期。
ブドウのカナイオーロはスキアッチャータにはピッタリで、この時期だけのパンって事ですね。
それでもブドウはまわっている!byグレ
今回はブドウでも、デラウェアでヘンゼルは「ガリレオ風スキアッチャータ」に挑戦します。
イーストをたっぷりと使います。
オリーブオイルを加えるとこがイタリア風だとも。
パン生地はよくこね、粘り成分が引き出される。
デラウェアはすごく水分が多いので、砂糖をまぶして出す。
レシピはこちらです。
番組内でご紹介されたのが、以下。
イタリアワイン、ブドウのスイーツです。
〇スーゴ・ディ・ウーヴァ
〇パン・エ・サーバ
〇モスタッチョーリ
スーゴ・ディ・ウーヴァ、
プリンの様なゼリーの様なスイーツ。
ワインムストというブドウの絞り汁を使い、小麦粉と砂糖を入れて固めたもの。
パン・エ・サーバ、
アーモンドなどが入った焼き菓子。
もっちり、どっしりと。アーモンドとのアクセントがきいてて最高~!byかまど。
モスタッチョーリ、
ビスケットの様なお菓子。
ガリレオの長女であるヴィルジニアさんが、晩年の彼に贈ったそうです。
年いって歯が弱くなった彼の為に柔らかめに作ったとか。
ガリレオが70歳の時に33歳という若さで亡くなったらしいですが、
ガリレオも3年後に失明し、1642年に77歳で亡くなります。
その95年後フィレンツェに葬られて、1992年にヨハネ、パウロ2世が天動説を間違っていたと認定…
お菓子パンだけは、受け継がれていくのですね。
ブドウをたーっぷりと使った事にびっくり、とヘンゼルはシメます。
甘さと酸っぱさで満ちたお菓子パンでした。
かまどさん、ガリちゃんて言ったよ。
ブドウを沢山頂いたら、ぜひ作ってみたいパンですね。
あと余談ですが、スキアッチャータをはじめ変換したら、「好きあっちゃーた」って出ました。
カタカナって覚えにくいんですけど、これで覚えられそう。
好き合って、押しつぶせ!(笑)