お菓子なみかん

お菓子を中心にゆるりと探求する

京都の「のばら珈琲」と「らん布袋」

2023年5月6日(土)、雨は絶対に降ると思ったが、

予想外に降らなかった、京都では。

隠れ家カフェ巡りをする事になったのだが、2件メモ。

 

のばら珈琲

バス停「千本上立売」から徒歩5分。

西陣エリアの住宅地の隙間の奥に進んでいくとある町家カフェ。

洋風の古いお宅をカフェにして営業、自転車が置いてありました。スリッパに履き替えて入店。

アンティーク家具や調度品、小物が配された大正ロマン溢れるレトロな雰囲気が魅力で、一歩踏み入れれば日常を忘れて優雅なひとときを楽しめる。


メニューは珈琲や紅茶(ともに300円)など、
ドーナツ(150円)やレーズンサンドクッキー(250円)などのスイーツ、
バタートースト(200円)やホットドッグ(350円)などの軽食があり、
どれもリーズナブルでお安いです。

 

私は「たんぽぽ珈琲」を。それからシフォンケーキがあって、チョコの方のシフォンを。

200~400円帯で食べれるケーキって!(笑)

とか思ったら、そんなに量があるわけでもないですね。

たんぽぽは、植物の味がしました、お茶に近いかな?

苦手な人がいるかもしれませんね。


オーナーが収集したであろうアンティークの化粧品や雑貨などがたくさん。

大正や昭和かな?

化粧瓶やレコード、CD、ポスターなんかがあった。

入った時から音楽がかかっていました。終わると、とても静かな時間が。

食べ終わった頃くらいだったので、じゃあそろそろと、出ました。

あんまりお喋りって空気のとこではないみたいですね。

一人でゆっくりと・・

ノスタルジーに浸ります。

本でも読みながら寛ぐ、みたいな。

 

らん布袋

地下鉄東西線、二条城前から徒歩5分。

京都最大のアーケード街、京都三条会商店街内にある、和カフェです。

前にTVで紹介されて行ってみたものの閉店してて、

今回近くへ寄ったので、行ってみました。

 

2007年にオープン、大正ロマンmeetsアールデコのイメージ。

同じ時代の東洋と西洋を融合させたいというのがお店のコンセプトで、

カナダ出身の、裏千家教授、ランディー チャネル宗榮さんが主人です。

お着物がよく似合っていらっしゃいます。

入った時にカウンターで静かに過ごされていました。

肩書がすごいですね、以下。

 

京都文化力による未来づくり審議会委員、

同志社大学講師、

武道を学ぶために来日。

「文武両道」精神から茶道を始め、裏千家学園茶道専門学校を学び、茶名「宗榮」を拝受。

京都や東京で茶道教室を開催する他、講義・講演・CM監修、メディアにも出演。

茶道普及の一環で和カフェ「らん布袋」を経営し、京田辺産の抹茶をプロデュース。

武道は、二刀流練士六段、田宮流居合練士五段・弓道五段など。

2016年執筆本「The Book of Chanoyu」を刊行1万部を突破。

書道や篆刻もされているんですかね。

女子が惚れそうですよね~(笑)。

 

ワンちゃんもOKみたいで、いました(笑)。

スターウォーズが飾ってある、お好きなんでしょうか~。

通されたのは一番奥、坪庭が見えるそこは、TVで座っていた所だ。

下の絨毯も高そうな~。

大きなゆったりとした椅子で、優雅に浸れそうです。

 

さてメニューですが・・

お目当ては、“元祖抹茶炭酸水(750円)“濃茶tohuケーキ(560円)でした(ケーキセットで、1,100円)。

同じ様でちょっと違う炭酸水とソーダ・・

炭酸好きが高じ生み出されたそれは、美味しいのかな?と興味が湧きました。
ケーキのお味ははじめ抹茶で後で美味しいお豆腐の味、それが合わさって混じりスイーツの味になる、すごく美味しいとの事。
炭酸水、これって商品化、製品化できるのかな?とも思いました(抹茶ソーダを自分で作ってもな~美味しいか~?と問う)。

 

 

奥のは、ジンジャーエールです。

どちらも底のをよくかき混ぜて召し上がれとの事。

炭酸水は、そこに溜まるとジャリジャリ、砂糖ですね、甘さが。

炭酸きつかったら飲めるかなと思いましたが全然平気。何杯でもいけそうです。

夏やったらいいなー、美味しいだろう!

ケーキも、何これめちゃウマ、っと頂きました。

豆腐の味がしますね、うん。金粉がかかっている。

わーい満足♪

 

3年に渡り、京都産茶葉100%にこだわり、京田辺市の茶農家さんと何度も何度も試行錯誤を重ねて商品化されて完成したらん布袋オリジナルお抹茶をご自宅でお楽しみいただけるそうです。

ランディーオリジナルレシピのカレー手作りなんてのもありますね、キッシュとかも、美味しそうです、また来たいなあ、遠いけど。

 

2件、とか言いながらもう1件。晩ご飯に行きました。

 

吉象カレー

京都駅八条口アバンティ1F西側にあるカレー店。

店主さんは元ボクサーという異色の経歴。

また上等カレーで修行を経て中国でカレー店を開店された後、

安くて美味しいカレーを提供したいと2018年にオープン。

驚く価格はカレーは390円と激安。人気の豚カツカレーでも550円はお得

店内はカウンター十数席の小さなカレー店で、

お金は前払い制で、注文を受けてからカツを揚げてくれます。


カレーはフルーティーさとスパイスが交じり合い絶品。

食べやすいスパイス感と食べやすさは万人受け。

シンプルな味わいながらもじっくり煮込まれた深みのある味わい。

 

との口コミですが、

どうやらお話を聞いてみると、そんなに広めてはいけないご様子・・

まあ一人で切り盛りしてますし、バズって沢山来られても困りますもんね。

仕込みだってあるんだし(一日2回、一週間かかるとか?)、

ご主人の都合もありますもんね、こだわりの。

 

私はチーズカレーを食べました。久しぶりに辛いわー

福神漬けを入れてもカレーには勝てなかったか。

でもきっとこれで普通くらいの辛さです。私が甘口なだけで。

 

さて3件とも、隠れ家でしたが。

なかなか、外行って寛げる空間って私には無い・・

家が一番なんでしょうけどね。

でも抹茶ケーキや炭酸水は美味しくて、またここに来たいと思ったな。

そういう所が見つけれて、良かったです。