伝説的な女優サラ・ベルナールに、天才シェフ・エスコフィエがささげたデザート。
いちごやパイナップルの華やかな色彩に、洋酒の芳醇な香りをまとわせて…
パリのベルエポック(よき時代)を象徴するようなスイーツです。
7月20日、初回放送。
サラ・ベルナール。19世紀末のパリ。
「椿姫」を1880年に上演。ドラマチックで、カリスマ性あり。
1844年頃に生まれ、修道院で育つ。劇団を幾つか渡り歩く。
黄金の声…
不動の名声、男役もこなし、劇団を立上げ、世界各地を飛び回り、
国際的スターの走りとなった。
行きつけのレストランで気に入った、「フレーズ・サラ・ベルナール」。
オーギュスト・エスコティエ、「劇と料理は似ている」等。
サラは、アルフォンス・ミシャに公演用のポスターなどを描いてもらったり、
ルネ・ラリック(宝飾デザイナー、アール・ヌーヴォやアール・デコの両時代の作家)に影響を与えた。
パイナップルシャーベットでヒンヤリと。洋酒をまとったいちごやクリームに、きらめくあめの糸。様々に奏でるハーモニー。ミューズにささげたスイーツです。
レシピこちら
こんなのあるよ…
「サラ・ベルナール」と名のつくスイーツ。
定番。メレンゲのクッキーの上にバタークリームをのせて、チョコでコーティングしたもの。
ナッツの粉を入れたメレンゲ生地に、チョコとモカのクリームを重ねている。
ドイツやデンマークでも食べられる。
あの頭部分のあめ、どうやったんだろ? っと解決。
印象的ですねぇ。作ってるとこは見られたくないが。